NEW コンサルタントコラム マネジメント人材マネジメント働き方改革戦略人事 働く自由と成果─これからの日本型人材マネジメントの転換点 柔軟性の時代に問われる“成果”という基軸 2025年、ロート製薬が発表した「ビヨンド勤務」は、日本企業の働き方改革の文脈において象徴的な出来事だ。週3日・週4日の勤務を選択し、残りの日数を複業や学び、社会活動に充てることを認める。勤務日数に応じて給与を3/5・4/5に設定しながらも、福利厚生や評価制度は週5勤務者と同等... 2025年11月13日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム シニア人材人材マネジメント働き方改革成果主義 「シニア活用」の本質ー年功主義から本当の成果主義へ 変わらないことが「当たり前」だった時代 日本の人事制度は、長らく「変わらないこと」に価値を見出してきた。高度経済成長期においては、企業が成長し、市場も右肩上がりに拡大していく。昇進も昇給も、勤続年数とともに自動的に与えられる仕組みが整っていた。いわば「努力し続ければ、報われる」という構造が社会の前提として共有されていた... 2025年11月11日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム AIDX人材マネジメント働き方改革 AI×人事DXが突きつける“本質的な意識改革”――仕事ができる人とできない人の分岐点 人事DXの進展が示す「構造変化」 近年、多くの企業で人事DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速している。『日本の人事部』の「人事DXの推進状況に関する実態調査」でも示されている通り、企業の8割以上がDX推進に取り組んでおり、その背景には少子高齢化による人手不足、働き方改革、リモートワークの浸透など、複合的な外部... 2025年11月7日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム BPaaS人材不足効果外部化 BPaaSが中小企業の未来を左右する──「自前主義」を超える時代の人材・システム戦略 人手不足の構造的危機と「旧来型対応」の限界 日本社会では少子高齢化が急速に進行しており、15〜64歳の生産年齢人口が65歳以上を支える割合は今後さらに低下する見通しです。これは単なる一時的な人材不足ではなく、構造的な労働力供給制約です。 企業経営、とりわけ中小企業にとって、この現実は極めて深刻です。これまで多くの企業は... 2025年11月4日 大野 順也
コンサルタントコラム 事例評価者面談 評価制度は「査定」から「対話」へ ~現場から見えてきた、納得感と成長を生む制度運用のヒント~ 「評価面談、上司が一方的に話して終わるんです」これは、私が企業の人事部員として就労している時やコンサルタントとしてご支援した企業の社員ヒアリング時によく聞いた声の一つです。 実際、パーソル総合研究所が2021年に実施した「人事評価制度と目標管理の実態調査」の人事評価制度への不満感では、評価制度に不満を持つ社員が4割近く... 2025年10月17日 相坂幸子
コンサルタントコラム AIz世代コミュニケーションマネージャー 飢える中高年と痩せたい若手 ~時代変革から読み解く世代間理解とコミュニケーションスキル~ なぜ世代間で「伝わらない」のか? 「若手が何を考えているのかわからない」「指示しても動いてくれない」。近年、経営層やマネージャーからこのような声を聞く機会が増えています。SNSでも、若手と上司とのすれ違いがネタとして頻繁に共有されています。これは単なる個々の性格の違いではなく、生まれ育った社会環境=情報との関わり方の違... 2025年10月16日 服部 友彦
コンサルタントコラム 人事制度経営者 組織人事コンサルタントから見た経営者に関する心象風景 仕事柄、企業経営者と接する機会が多くあります。弊社は組織人事のコンサルティング会社であるため、組織に関するお悩みを抱えた企業様からのご相談が数多く寄せられます。色々な企業を見ていて、組織活性化がなされている企業には、ある共通点が存在することが分かっています。今回のコラムでは「組織人事コンサルタントから見た経営者に関する... 2025年9月5日 永島 正志
コンサルタントコラム キャリア定着研修若手 これから本番の若手優秀人材が辞めてしまう… 入社2・3年目の壁に対して、中小企業が実施する成長・定着支援とは 「うちの会社、入社2・3年目で辞めちゃう子が多いんだよな…」 多くの中小企業の人事担当者の方から、よくこんな声をお悩みとしてお聞きします。苦労して採用した人材が、やっと仕事に慣れてきたと思ったら「もっと成長できる環境を求めて」と去っていく…。それは、企業にとっても本人にとっても、非常に残念なことです。 特に、従業員数1... 2025年9月3日 有吉 潤一郎
コンサルタントコラム 労働力多様性戦略人事 外国人労働者の受け入れと企業の未来―多様性を活かし、戦力へ変える人事戦略― 背景と労働者不足問題 日本社会は急速に「労働力不足社会」へと突き進んでいます。総務省の統計によれば、生産年齢人口(15歳〜64歳)は1995年をピークに減少を続け、2023年時点で7,400万人を割り込みました。国内で人材確保が困難を極める中、企業の視線は外国人労働者に向けるべきフェーズに来ていると考えます。 法務省に... 2025年9月1日 HRエコシステム研究所