ラッカー・プラン(Rucker's plan)とは、アメリカのアレン・ラッカーが提唱した賞与総額を決める方式のひとつで、「生産性成果配分方式」のことを指す。
企業の創出する付加価値額(儲け)と人件費総額が一定の相関関係があるといった研究結果から導き出されたもので、「付加価値額」を基準として賞与総額を決定する手法。
式で表すと、「賞与総額=(付加価値×標準労働分配率)-既に支払った賃金総額」となる。
賃金総額を決定する方法には、これ以外にも「売上高」を基準とした「スキャンロンプラン」もある。ラッカー・プランは、スキャンロンプランと同様に、人件費総額管理や業績連動型賞与に大きな影響を与えた考え方と言える。
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