NEW コンサルタントコラム SAFERモデルz世代人材育成奨学金 Z世代は、やっぱり合理的でした。――奨学金とメンタルの現場から見える、SAFERモデルのリアル 以下の記事で、Z世代が企業に求める条件を整理した「SAFERモデル」をご紹介しました。 SAFER =S:Safety(心理的安全性)A:Assurance(成長保証)F:Fairness(公平性・透明性)E:Empathy(共感・尊重)R:Relief(経済的不安の緩和)これは、Z世代が企業に何を求めているのかを構造... 2025年12月5日 粕谷 麻衣子
NEW コンサルタントコラム サイレント退職人材マネジメント働き方改革 サイレント退職の正体/働く“意味”を見失った日本企業と個人への処方箋 ▼最近広がりを見せている「サイレント退職」 ここ数年、「サイレント退職」という言葉が急速に広がりを見せている。退職の意向を直接伝えることなく、気づけば静かに職場から姿を消す。そんな現象を「サイレント退職」というが、その実態は単純ではない。 むしろこれは、現代の働き方、雇用構造、価値観、情報環境が複雑に絡み合った結果とし... 2025年12月5日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム タレントマネジメント人材育成 「自立型人材」とは何か?“自律”と“身勝手”の境界線を越えないために ▼自立型人材という言葉への違和感 自立型人材が求められるようになって久しいが、この言葉を耳にするたびに、私は一抹の違和感を覚える。自立型人材とは、一般的に「自分で考え、判断し、行動できる人材」を指す。確かにそれは、これからの時代に必要な能力である。しかし現場で若手社員や新入社員と対話していると、「自立」を“好き勝手に動... 2025年12月3日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム 奨学金奨学金バンク奨学金制度奨学金返済 給与を上げても定着しない時代──企業が今すぐ知るべき奨学金問題 「うちはちゃんと賃上げしているのに、若手が辞めていく。」そんな声を人事担当者や経営層の方から聞く機会が増えています。 物価上昇に伴い、多くの企業が賃上げを進めていますが、その裏で“昇給が生活を圧迫する”という矛盾が生まれています。背景にあるのは、奨学金の返還による経済的・心理的負担――。給与を上げただけでは救えない若手... 2025年12月2日 粕谷 麻衣子
NEW コンサルタントコラム 人的資本経営働き方改革労務戦略人事 データが示す「働き方の真実」/人的資本経営の本質は、“成果”を可視化することにある 人事データの「可視化」は目的ではなく、出発点である 人的資本経営という言葉が一般化して久しい。多くの企業が「人材データの活用」「スキルの可視化」「タレントマネジメントの高度化」を掲げて取り組みを進めている。しかし、その実態を見ると、「データを集めること」が目的化し、経営の意思決定や組織変革に結びついていないケースが多い... 2025年12月1日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム pickupz世代オススメ人材育成 Z世代が本当に求めているのはSAFERモデル/「心理的報酬」という新しい概念 給与でも福利厚生でも満たせない企業に求める安心の正体 若手が会社を選ぶ基準が、ここ数年で明確に変わりました。かつて離職理由の中心だった「給与」「残業時間」「キャリアアップ」といった待遇は、もちろん今も重要です。しかし、待遇を改善しても若手の退職が止まらない企業が増えています。そこには、Z世代の「働き方」への価値観の変化... 2025年11月28日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム 人材マネジメント働き方改革大企業組織マネジメント 「大企業病」は中小にも感染する—自動車販売店の改革に学ぶ、無責任な責任者の構造 大企業病は“規模の病”ではない 「大企業病」という言葉を聞くと、多くの人は巨大企業の官僚主義や形式主義を思い浮かべるだろう。だが、実際には企業規模に関係なく、その病はどんな組織にも静かに忍び寄る。大阪のとある自動車販売店がかつて陥っていた組織崩壊の危機は、その典型である。 ワンマン体制が生んだ“考えない組織 同社が抱え... 2025年11月27日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム オススメソニー組織組織活性化 ソニー再生に見る組織活性化のポイント 前回のコラムで“経営者に関する心象風景”を紹介しました。今回は、ソニーを再生させた平井一夫氏に焦点を当てて、組織活性化のポイントをまとめました。彼の著作である「ソニー再生」のみならず、記者会見・講演等で発信されている公開情報を再整理し、再構成しています。 ソニーの状況 2025年10月17日時点の時価総額ランキングを見... 2025年11月26日 永島 正志
NEW コンサルタントコラム OKR人材マネジメント企画戦略人事 OKR導入の光と影/ビジネスモデルと人材育成思想の整合性を問う OKRという“魔法の仕組み”への幻想 近年、MBO(目標管理制度)に代わり「OKR(Objectives and Key Results)」を導入する企業が増えている。OKRは、短いサイクルで高い目標を掲げ、組織全体でフォーカスを合わせる仕組みだ。ドミノ・ピザ ジャパンもその一社であり、OKR導入を機に個人評価制度を廃... 2025年11月25日 大野 順也