NEW コンサルタントコラム 人事制度戦略人事評価制度 評価制度の運用は、なぜ戦略的に外注すべきなのか?〜中小企業が“持たざる経営”で競争力を高めるために〜 人と制度、そして変化の時代 昨今のAIの進化は劇的であり、とりわけ中小企業においては、バックオフィスの効率化、そして人事領域の最適化は避けて通れない経営課題になっています。総務・人事領域で人材を新たに採用することは、採用難の時代にあって一層困難になっています。経営資源としてのヒトは重要ですが、間接部門に人材投与や専門職... 2025年12月17日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム 人材マネジメント人材育成 キャリア自立という概念は、誰のための思想なのか? 「キャリア自立」という言葉が、急に現実味を帯びてきた みずほフィナンシャルグループが導入した新人事制度「奏(かなで)」は、「キャリア自立」を正面から掲げたことで注目を集めました。 キャリア自立という名のもとに、学び直しやリスキリングを後押しし、社員が社内外で選択肢を広げられるようにする。 ここまではいかにもこれからの人... 2025年12月15日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム 人材マネジメント戦略人事組織マネジメント 組織のサイロ化は本当に悪なのか?組織人事が誤解しがちな“分断”の本質 多くの企業で課題として語られるキーワードに「サイロ化」があります。縦割り組織が深まり、部署同士が情報共有を行わず、連携が滞ることで、組織全体の成果が下がる。こうした文脈で組織が語られることが多いのではないでしょうか。 しかし、本当に「サイロ化=悪」なのでしょうか。 多くの企業の変革プロジェクトを支援する中で、サイロ化は... 2025年12月12日 大野 順也
NEW コンサルタントコラム アウトソーシング人事戦略人事 これから求められる新しいアウトソーシングのカタチ 人事は“外注される業務”から“外部の専門性と共につくる機能”へ 日本企業における人事部門の存在感は、ここ数年で劇的に変化している。人的資本経営、戦略人事、ジョブ型雇用、DE&I、リスキリング、ESG開示など。人事が担うべきテーマは加速度的に増え、もう遥か昔に「人材調達と管理管理だけを行う部署」ではなくなっている... 2025年12月10日 大野 順也
コンサルタントコラム 人事人事制度働き方改革戦略人事 いま人事部門が担うべき役割とは何か? ▼社内の9割が人事に不満/「人を活かす部門」が抱える静かな危機 最近の調査では、「人事部門に不満がある」と答える社員が社内の9割弱に達するという結果も出ている。不満の内容としては、評価制度や採用、配置・異動の運用、処遇への納得感の欠如など、人事の中核に関わる領域が多く挙がる。この数字は単なる“人事叩き”ではなく、人事部... 2025年12月8日 大野 順也
コンサルタントコラム サイレント退職人材マネジメント働き方改革 サイレント退職の正体/働く“意味”を見失った日本企業と個人への処方箋 ▼最近広がりを見せている「サイレント退職」 ここ数年、「サイレント退職」という言葉が急速に広がりを見せている。退職の意向を直接伝えることなく、気づけば静かに職場から姿を消す。そんな現象を「サイレント退職」というが、その実態は単純ではない。 むしろこれは、現代の働き方、雇用構造、価値観、情報環境が複雑に絡み合った結果とし... 2025年12月5日 大野 順也
コンサルタントコラム タレントマネジメント人材育成 「自立型人材」とは何か?“自律”と“身勝手”の境界線を越えないために ▼自立型人材という言葉への違和感 自立型人材が求められるようになって久しいが、この言葉を耳にするたびに、私は一抹の違和感を覚える。自立型人材とは、一般的に「自分で考え、判断し、行動できる人材」を指す。確かにそれは、これからの時代に必要な能力である。しかし現場で若手社員や新入社員と対話していると、「自立」を“好き勝手に動... 2025年12月3日 大野 順也
コンサルタントコラム 人的資本経営働き方改革労務戦略人事 データが示す「働き方の真実」/人的資本経営の本質は、“成果”を可視化することにある 人事データの「可視化」は目的ではなく、出発点である 人的資本経営という言葉が一般化して久しい。多くの企業が「人材データの活用」「スキルの可視化」「タレントマネジメントの高度化」を掲げて取り組みを進めている。しかし、その実態を見ると、「データを集めること」が目的化し、経営の意思決定や組織変革に結びついていないケースが多い... 2025年12月1日 大野 順也
コンサルタントコラム pickupz世代オススメ人材育成 Z世代が本当に求めているのはSAFERモデル/「心理的報酬」という新しい概念 給与でも福利厚生でも満たせない企業に求める安心の正体 若手が会社を選ぶ基準が、ここ数年で明確に変わりました。かつて離職理由の中心だった「給与」「残業時間」「キャリアアップ」といった待遇は、もちろん今も重要です。しかし、待遇を改善しても若手の退職が止まらない企業が増えています。そこには、Z世代の「働き方」への価値観の変化... 2025年11月28日 大野 順也