老齢人口比率とは「高齢化率」とも言われ、高齢化の度合いを示す指標のひとつである。
老齢人口割合を求めるには、以下の式を用いる。
■ 老齢人口比率=老齢人口÷総人口(老齢とは65歳以上のことを指す)
日本企業においては、老齢人口比率の増加を受けて労働者不足が深刻な問題となっている。このような状況下で労働者を確保するためには、「定年の延長・定年後の再雇用」(雇用できる年齢層の拡大)や「国外からの労働力の調達」(外国人労働者の雇用)が検討・実施されている。
また、今後想定される課題には次のようなものが考えられる。
・雇用が延長されることによる人件費の増加
・60歳以上の再雇用者のマネジメント
・外国人労働者を採用する場合)外国人労働者とのコミュニケーションギャップの増加