労働力人口とは、15歳以上の人口のうち、「就業者」と「完全失業者」を合わせた人口である。なお就業者は「従業者」と「休業者」を合わて考える。つまり、国における働く意思と能力を持つ人の総数であり、国の経済力を示す指標のひとつである。
従業者・・・調査週間中に賃金や給料、諸手当などの収入をともなう仕事を1時間以上した者。なお家族従業者は無給であっても仕事をしたことになる。
休業者・・・仕事を持ちながら調査週間中に少しも仕事をしなかった者のうち、給料の支払いを受けている者、または受けることになっている者。
現在、日本の労働力人口は減少傾向にあり、日本経済の潜在成長力の低下に直結する恐れがある。