役付手当とは、管理監督職あるいはそれに準ずる職務に対して、付加的に支給される賃金である。企業によって「役職手当」や「管理職手当」など呼称はさまざまである。
役付手当を支給する意味は以下のようなものがある。
・管理監督者になることで増える職責における対価
・支給対象外となる時間外手当の補填
・下位等級者(時間外対象者)との時間外手当による報酬の逆転現象を回避
従前は、時間外手当を補填する意味合いがおおきかったが、昨今は、より職責を意識させるものとして活用されているケースが多い。
管理監督者の責任に応じて支給額に差をつける企業もある。