賃金積上げ方式とは、賃金表に基づいて毎年、資格・等級別、考課ランク別に定めた昇給額を積み上げていく方式のことを指す。これは、入社してから年々賃金が上がり続けることを前提にしており、多くの企業で取り入れられてきた方式だ。良い評価を継続して出している人にとっては毎年コツコツと昇給できる安定的な方式と言える。しかしこの方式では、一度賃金格差がつくと、その差は後々にまで影響を与えることから、昨今では過去の人事考課を累積させない方式に切り替える企業も増加している。
関連用語
賃金支払形態
賃金台帳
賃金支払の5原則
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賃金表