コーポレート・ガバナンス(corporate governance)とは、「企業統治」あるいは「企業の意思決定に対して影響を及ぼす体制」のことを指して言う。
また、企業が、社会や個人に貢献するためにどうあるべきかという考えを示したものである。
企業の事業は、多くのステークホルダー(株主、顧客、従業員、取引先、金融機関など)によって成立しているため、経営者の利己的な意思決定を抑制することや、相互の利害関係を円滑に調整しながら経営をコントロールする仕組みが必要である。こうした企業統治の観点から、近年コーポレート・ガバナンスの概念がより重要視される傾向にある。

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