ITSS(IT Skill Standard)とは、ITに関わる業務をする上で必要となるスキルを体系化したもの。経済産業省が定めた「ITスキル標準」とも呼ばれるもので、IT人材のスキル向上や企業における人材育成を促し、日本のIT産業の競争力向上を図る狙いがある。

ITSSの職種は、次の11種類に大別している。

1)マーケティング
2)セールス
3)コンサルタント
4)ITアーキテクト
5)プロジェクトマネジメント
6)ITスペシャリスト
7)アプリケーションスペシャリスト
8)ソフトウェアデベロップメント
9)カスタマサービス
10)オペレーション
11)エデュケーション

上記をさらに細分化した全38種の専門分野に区分し、専門分野ごとにスキルレベルを7段階に設定している。

レベル1:最低限必要な基礎知識
レベル2:基本的知識・技能
レベル3:応用的知識・技能
レベル4:社内のハイレベルプレイヤー
レベル5:企業内のハイエンドプレイヤー
レベル6:国内のハイエンドプレイヤー
レベル7:国内のハイエンドプレイヤー且つ世界で共通するプレイヤー

2012年に公開された改訂版のV3では、カスタマサービス職種の重要性がますます大きくなってきていることを踏まえ、カスタマサービス職種の内容が改訂された。

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