クレド(credo)とは、ラテン語で「約束」「信条」「志」を意味する。企業においては、属する従業員たちが意識しておきたい、心がけたい行動指針や信条などを指して言う。アメリカの医薬品・健康関連用品の大手企業ジョンソン・エンド・ジョンソンが考案したことを機に、世界中に広まった。
特にサービス業などの大企業で、クレドを導入する企業が多くなっている。
クレドを導入する目的には
・抽象的になりがちな経営理念を具体的な行動指針に落とし込み、組織の内外に浸透させること
・従業員に自社の存在意義や職務への誇りを意識させ浸透させる
といったものがある。
よく比較される「経営理念」や「社是」に比べて、よりクレドのほうが、従業員主体による策定という特徴がある。
クレドを導入している企業の多くでは
・クレドが書かれたカード(手持ちサイズ)を配布し従業員い携帯させる
・朝礼などで全員で確認する
などを実施することで浸透を図っている。