OODA(ウーダ)とは、米空軍の軍事戦略から生まれたメソッドである。刻一刻と変化する状況を瞬時に把握し、自ら考え行動に起こし、成果や結果を出すというマネジメントモデルのひとつだ。これをビジネスシーンに応用することで、環境の変化が目まぐるしい現代においても現場の成果の追求をすることができる。
欧米では組織・会社を運用するにあたり、OODAがスタンダードな概念となっている。
具体的には「Observe(観察)」→「Orient(方向付け)」→「Decide(決心)」→「Act(行動)」の4つのループを回すことを各頭文字をとってOODAと言う。
PDCAと比べるとOODAは、Doの結果がすべて出るのを待たずに次のActionに移すことも可能なため、より環境変化に柔軟に対応するための新たなマネジメント方法と言われている。