タックマンモデル

タックマンモデルとは、心理学者のタックマンが唱えたチームビルディング（組織進化）モデルを指す。チームは形成されただけでは機能せず、チームを形成していくプロセスには4段階の流れが必要だとする考え方だ。

4段階は、以下のような流れを指す。
１）形成：結成初期。お互いのことを知らず、また共通の目的なども分からないため模索している状態
２）混乱：目的や各自の役割と責任などについて、混乱や意見の対立が生まれる
３）統一：他人の考え方を受容し、目的や役割・期待などが一致してチーム内の関係性が安定してくる
４）機能：チームに結束力と一体感が生まれ、チーム力が十分発揮されるようになる

また、チームの解散段階を加えると、5段階のモデルとなる。
５）散会：目標達成や時間的な制約などにより、チームが解散される