グループ・ダイナミクス(Group dynamics)とは、「集団力学」とも訳される社会心理学の一つの分野で、社会心理学者であるクルト・レヴィンによって提唱された。
これは、「集団における個人の行動や思考・価値観等は、集団から影響を受け、また逆に集団に対しても影響を与えるというような”集団を構成する個人同士の相互依存関係から派生する集団の力学的特性”」のことをいう。
特に、個人行動の集合体と捉えられないような集団的行動が、どのようにして生じるのかがテーマとして扱れる。たとえば、あるグループの中で話し合いをする際、他メンバーの意見の影響を受けることで、どのように行動や意識が“変わっていくのか”を研究するなどする。

具体的にはつぎのような問いがある。
・どのような条件や状況下において集団凝縮性(集団の団結力)が高まるのか
・どのようなタイプのリーダーに対して、どのようなメンバーが協力的に、あるいは積極的になるのか
・どのような目標をどのように設ければ、メンバーが互いに協力し合って目標に向けた行動をするようになるのか

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