期末手当とは、公務員に夏と冬に支給される手当で、民間企業におけるボーナスのことを指している。夏は6月30日、冬は12月10日と定められている。これは民間における賞与などの給与事情によって法定されており、毎年の景気に左右される。しかし、民間では業績によってボーナス支給自体がなかったり、大幅な減額になったりすることがあるのに対して、公務員のボーナスは安定して支給されるのが特徴である。
公務員のボーナスに相当するものは、期末手当と勤勉手当がある。期末手当は、在職期間に応じて定率支給される手当であり、勤勉手当のほうは勤務成績に対する査定評価で支給されるものである。