ワーキングホリデー(Working Holiday)とは、日本と協定国の異文化交流や相互理解を促進するために、青年(18歳~25歳または18歳~30歳 ※国による)に対して認められた自由度の高い海外留学制度である。
ワーキングホリデーは、原則として各国ごと一生に一度しか取得することができず(2005年11月よりオーストラリアのみ一定の条件を満すことにより、2回目の取得が可)、最長1年間異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その滞在資金を補うため付随的に労働が許可された制度である。
現在日本は、26か国・地域との間で同制度を導入している。(令和2年4月1日現在)
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ
ワーキングホリデーの特徴は、フルタイムで就労が可能なところだ。よって現地のカフェやレストラン、農家などでアルバイトして収入を得ながら海外生活を送ることができる。 なお国・地域によって査証発給要件に多少の違いがあり、またそれらは絶えず変化しているため、大使館などで情報を確認することが重要である。