ヘイ・システム(Hay system)とは、ホワイトカラー労働者を主対に開発された評価手法のひとつである。ヘイグループ創業者のエドワード・ヘイが、人種や性別にかかわらず仕事の大きさによって人の処遇を決めるべきだと考えに基づき開発したもので、各職務の持つ3つの側面を定量的に評価するルールを設けている。
3つの側面は
1)ノウハウ(知識・経験の広さと深さ)
2)問題解決(思考の自由裁量性、思考チャレンジ)
3)行動とその結果に対する責任(行動の自由裁量性、成果に対するインパクトの与え方)
であり、それぞれの評点を総合して職務可値を全体的に決定する。