パーキンソンの法則(Parkinson's law)とは、イギリスの歴史・政治学者であるC・ノースコート・パーキンソンによって提唱された法則のことで、当時の官僚組織の無駄にはつぎの2つの要因があると提唱している。
1)仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
2)支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
役人は自分の地位を高めるため、あるいは仕事の負担を減らすために部下を増やすことを望む傾向がある。だが、お互いに仕事を作りあう役人の習性により、人数が増えても一人がもつ仕事量の減少が労働時間の減少にはつながらないとしている。
また、人は時間やお金といったあらゆる資源を、あればあるだけ使ってしまうこと法則を導き出している。