日給制とは、1日単位の給与金額を定め、出勤した日数に応じて賃金を支給する制度である。労働者にとっては、出勤した日数に応じて賃金が支給されるため、欠勤・遅刻・早退が発生しても月給額に影響が無い月給制に比べて、日給制は賃金が不安定である。現在はほとんどの企業で月給制が一般的になりつつあるが、アルバイトやパートタイマーなどの非正規雇用者や日雇い労働者には、現在でも日給制が適用されるケースが多い。とくに中小企業や零細企業で活用されている。
なお、悪天候時には作業を中止するなどの天候に左右される労働が多い企業においては、無用なコストの発生を抑えるため、日給制を取り入れている企業もある。
労働者にとっては、働いた日数の分だけしか給与が支払われないため、月ごとに給与の額が変化する可能性がある。たとえば、月給制の場合は20日働いたとしても25日働いたとしても給与は変わらないが、日給制の場合は20日働いた場合は20日分の給与、25日の場合は25日分の給与をいただける。

関連用語

非正規労働者
日雇い派遣

関連記事

関連キーワード
お役立ち情報
メルマガ無料配信

お役立ち情報満載!ピックアップ記事配信、セミナー情報をGETしよう!

人事のプロが語る、本音のコラムを公開中

人事を戦略に変える専門家たちが様々なテーマを解説し、"どうあるべきか"本音 で語っている記事を公開しています。きっとあなたの悩みも解消されるはずです。


お役立ち資料を無料ダウンロード
基礎的なビジネスマナーテレワーク規定、管理職の方向けの部下の育て方評価のポイントまで多種多様な資料を無料で配布しています。ぜひご活用ください。
こちらの記事もおすすめ!