
内容概要
昨今、人事データ(人材に関するデータや組織に関するデータ等)をどのように分析するか、分析した上でどのように施策に反映させるかといったところに関心がある方が増えているように見受けられます。人的資本経営による人材情報のデータ収集や開示、タレントマネジメントへの関心の高まりからも窺うことができます。データ抽出や活用の重要性は増しているものの、分析を出して終わりだったり、「なんとなくの印象や感覚」で処理されることが多く、量的データ、質的データがあっても活かしきれていない現状があると想定されます。
本資料では、『人事データの分析・活用に関する現状と課題』について整理し、量的・質的それぞれの代表的な手法を取り上げ、活用方法を解説します。
目次
1. 人事データ活用の現状と課題_____ P3
2. 調査方法論_____ P9
3. 量的アプローチ_____ P16
4.質的アプローチ_____ P40
スライドサンプル
問いの立て方
収集するデータの性質や分析の目的に応じて、その進め方や前提が大きく異なります。人事・組織領域においては、数値的な関係性や因果を明らかにする論理実証モードと、人の経験や語り、文脈に着目して意味を掘り下げる物語モードの2つのアプローチが存在します。

分析する手法を理解して人事データの何を明らかにするのか?
今まで人事データのアプローチ方法について説明してきました。しかし単純に量的アプローチ、質的アプローチを理解するだけで、人事データを活用することができるのでしょうか?答えはNOです。なぜ様々な手法を使って人事データを分析するのか。それは人事データからKPI・施策に導くための構造を可視化するためです。

