目的別人事考課とは、「昇給・賞与の査定」「昇進・昇格」「配置(ローテーション)」「能力開発」などさまざまある人事考課の目的において、目的別に考課基準や方式を選び替え、考課を行うことである。
従前の考課方法は、業務全般をひとつのツールで評価することが多かったが、近年では、個々の業務に焦点を当てて評価するケースが増加している。通常の業務とは別の特別プロジェクトに参画した際の評価を、別立てで実施するなどもひとつの例と言える。

目的別人事考課をおこなうメリットとデメリットは以下のとおりである。
●メリット:評価の目的がはっきりするため評価基準も明確にしやすく、納得性の高い人事考課を実現できる
●デメリット:目的別に評価基準やツールが増えることとなり、煩雑な作業が増える。または評価者・被評価者とも頭の切り替えが必要になる

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