KPIとは、Key Performance Indicatorの頭文字をとった略語で、「重要業績指標」のことである。
KPIは、企業目標や組織目標を定める際に、それを実現するのに必要な具体的な施策の実行状況を評価するための定量的な業績指標を指している。KPIを定めることで目標が明確になったり、達成するための課題が浮き彫りになったりする。その結果として現状のパフォーマンス状況の把握にもつながる。また、KGI(重要目標達成指標)のための中間指標としての役割をもつ数字として活用できる。
KPIを設定する際には、会社全体としてKPIと、日常的な業務レベルにおけるKPIが、うまく関連付けされているかが重要となる。さらに、実行する側によって理解しやすいもの、簡潔なものであることが理想である。