「な」から始まる人材マネジメント用語一覧

この記事では「な」から始まる人事・人材マネジメントに関する用語を中心に採録しています。

内発的動機

ある活動に関し明確な外的報酬は無いが、自分が有能で自己決定できると感知することに対する動機付けのこと。楽しいから仕事をする、面白いから勉強をするなどが内発的動機付けにあたる。

内部労働市場

一般的な労働市場に対し、企業内の労働労働市場のこと。

ナッシュ均衡

ナッシュ均衡とは数学者ジョン・フォーブス・ナッシュによって考案された、ゲーム理論の非協力ゲームのモデルである。
ナッシュ均衡とは、プレイヤー全員が互いに最適の戦略を選択し、これ以上自らの戦略を変更する動機がない安定的な状態(均衡状態)になるような戦略の組み合わせのことをいう。

ナッシュ均衡のよい例として囚人のジレンマが挙げられる。

囚人のジレンマとは個人の最適化を図ろうとした選択が、結果として全体の最適選択とはならないというゲーム理論のモデルである。

(例)
同一の事件で逮捕された2人の囚人が、互いに意思疎通をできない牢獄にいる。そこで2人に対し、個別に提案を出される。「自白するれば司法取引により釈放されるが、もう1人も自白した場合は2人に懲役3年が科せられる。1人が自白し、もう1人が黙秘した場合、自白した者は釈放され、黙秘した者は懲役5年が科せられる。また両方が黙秘した場合は、懲役1年が科せられる。」
自分にとって最適なのは、自分の自白と相手の黙秘によって釈放されることである。しかし、相手も自白してしまうと双方に3年の懲役が科せられる。その一方、もし自分黙秘し相手も黙秘した場合、双方が自白した場合の懲役3年より短い懲役1年となる。しかし相手が自白した場合、自分にとって懲役5年という最大不利益を被ってしまう。
全体としてみれば、2人の囚人の黙秘による懲役1年が最適な選択であるのにも関わらず、自白をした場合自分にとって釈放という最適化があるため、自白か黙秘かの選択にジレンマが生じてしまう。

この囚人のジレンマゲームにおける、ナッシュ均衡は双方が自らの最適戦略を選択する、「双方自白」である。双方にとって自白により得られる釈放が個人の最適であり、懲役1年もしくは5年が科せられる黙秘の選択肢を選ぶ動機がない状態であるため、「双方自白」がナッシュ均衡となる。

ナレッジ・マネジメント

ナレッジ・マネジメントとは、知識資産管理のこと。各従業員が保持する経験・スキル・ノウハウなどを他の従業員も活用可能な知的財産として集積・管理し、社内に展開することで共有化する仕組み。自社のサービスに関するものから、顧客クレームまで多岐に渡る。

ナレッジワーカー

ナレッジワーカー(knowledge worker)とは、オーストリアの経営学者・社会学者であるピーター・ドラッカーによって用いられたことば。ナレッジワーカーとは、企業に対して知識により付加価値を生み出す労働者の事を表し、知的生産物を創造する労働者に用いられる。従前の製造(生産)に従事する労働者(単純労働者)に対する対立概念でもある。

この言葉が用いられるようになった背景には、世界的な経済発展等による金融工学の進歩、コンピュータ技術等の躍進等により、これまでの形のあるものを生産する労働から、形の無い、知的生産物を創造する業務に多くの労働者がシフトする現象が発生したためである。

これらの労働者は、時間的・空間的な制約も受けず、IT環境(モバイル環境)等も駆使して業務に従事することが多い。代表的なものはコンサルタントや金融業界で高度な金融工学を駆使するディーラー等である。

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